1952-03-27 第13回国会 衆議院 建設委員会 第15号
但しりつぱな舖装道路が十キロできたから、五十キロよりは十キロの方、やや倍に近いものをきめるのだというのならば、科学的な根拠がちやんとつくのでありますが、この点もう一度、建設費と言いますか、そのでき上つた道路の延長、あるいは鋪装の程度、あるいは幅員、あるいは運転がしやすい、そういうものだけでこれをおきめになるのか。
但しりつぱな舖装道路が十キロできたから、五十キロよりは十キロの方、やや倍に近いものをきめるのだというのならば、科学的な根拠がちやんとつくのでありますが、この点もう一度、建設費と言いますか、そのでき上つた道路の延長、あるいは鋪装の程度、あるいは幅員、あるいは運転がしやすい、そういうものだけでこれをおきめになるのか。
でありまするから、單にでき上つた道路という形式的な外形的な問題のみならず、更にそれがどういうふうに影響するか、将来の行き方はどうするかということをも含めて考えなくちやならんと思うのであります。従いまして或いは学校の問題、或いは工場の問題、或いはその地方の生産、特産、こういうふうな問題に関連してこそ、初めて陸運行政を行うべきであろうと考うるのであります。
道路をつくつてしまつたあとで水道管の移設をするということは、でき上つた道路を掘り返して、また水道管の移設をして参らなければならぬ。こういうことは国費の濫費であります。私どもはどうしてもこれは一緒にやることによつて初めて能率が上ると思うのであります。これは不離一体のものであります。